自己評価が過大評価!?20代でも転職出来ない罠

「私には、このプロジェクトを完璧に遂行する自信があります」
「成果を挙げるために必要なものを理解しているので、グループリーダーやれますよ」

あなたの身近に、こんな自己評価が高い人は身近にいますか?

自信があって、誰にでも堂々と発言出来るとなると、仕事をする上で強みに感じます。

さて、あなたは自分の自己評価は高いですか?それとも
かなり低い自己評価を持っていますか?

もし、あなたが今「自己評価、どうしてもが低いんだよな…」と悩んでいたり、周りから「自己評価低すぎるよ」と言われてると不安に感じるかもしれません。

ですが、自己評価が高すぎることは不利な立場に陥る可能性もあるんです。

自己評価が高いことは企業で逆効果!?

自己評価が高いと、なぜ不利な立場に陥る可能性があるのか?と不思議に思うかもしれません。

自己評価が低いよりは、高い方が仕事でもよい成果を挙げられそうですし、実際管理職など高いポストについている場合、自己評価が高い人物が多く思えます。

ソフトバンクの孫社長も、元ZOZOTOWNの前澤社長も、自信に満ちてメディアに登場していますよね。

ですが、これはあくまで雰囲気の問題です。

自己評価は表面に出すものではありませんし、主張すればいいものではないのです。

なぜなら、自己評価というものは、自分で自分を客観的に評価する、というもので「過大評価」することではないためです。

自己評価が高い=自己肯定が高い、ということを同じように考えてしまうのは「自分を過大評価」してしまい、「自分はデキる人間だ」「自分は優秀だ」という結論になってしまいます。

そうなってしまうと、例え現職でキャリアアップしたいと考えていても「まだ実力不足」なのに「評価されない会社は最低!」とストレスを受けてストレスを感じます。

転職活動に踏み切っても「自己評価が実力に反して高すぎ」と良い印象を与えられないかもしれません。

ですので、「自己評価が高い」ということを「自分を過大評価している」という事実を受け入れて、素直に自己肯定感を高めることに集中してみることが大切です。

では、自己肯定感を高めるにはどんなステップが必要だと思いますか?

自己肯定感を高めるためにする5つの行動

1.不安に感じることを書き出す

あなたが一日、不安に感じたことや、
「もっと○○すればよかった」
「あの時○○したことに後悔している」
ということを、そして
「嬉しかったと思うこと」
「勉強になったと思うことは日記を書くように記録して読み返してみてください。

モヤモヤとした不安を感じる気持ちを書き出すことで客観視することも出来て不安要素を洗い出すことが出来ますし、楽しく感じたことはもっと伸ばしていけば良い部分になります。

2.人との比較をやめる

自己肯定感の強い人を見本にすることで理想に近づく…という場合もありますが‥‥人と比べることで、自己肯定感は向上しません。むしろ、欠点や足りない部分ばかり目に付きやすくなってしまいます。意識して人と比べることをやめてみてくださいね。

3.感情を切り離すことを意識してみる

「挨拶した時あの人、不機嫌だったな…タイミング悪くてもっと怒らせなかったかな…」
「グループ長、なんか怖くて苦手なんだよな…一緒に仕事するの恐怖でしかない…」

このように「怖い」「怒らせてないかな」というような持ってしまった感情を
いったん意識をしないで、目の前のことだけに集中してみてください。

あなたが持った感情は、これまでの経験がもとになっていたり、その人の持つ一面でしかないからです。
露骨に物に当たったり、皆の前であなたを責め立てるようなそぶりを見せるなら別ですが、
もしあなたが「なんとなくそう感じて」話しかけにくいけど、用事があるから話しかけたいという場合は
持ってしまった感情をひとまず無視して、ありのままを見ると心の負担を軽くすることが出来ます。

4.余分なものを手放す

あなたが自己肯定感が低くネガティブな気持ちにしてしまう理由として、部屋に不要なものが溢れていたり、「嫌だな」と感じてるコーナーがある可能性もあります。
部屋はその人の心理状態を表すということも言われています。
1年間使っていないものは思い切って処分して、スッキリとした空間を作りは気持ちもリフレッシュされますよ!

5.運動する

早く歩いたり、軽いジョギングやスクワットなどの筋トレをしてみてください。
運動して、心拍数が上がると人は強制的にネガティブな気持ちをシャットダウンする働きがあります。1日3分のラジオ体操でも、10分のウォーキングを継続することで目標を達成する実感が得られ自己肯定感が高まります。運動の滑り出しは面倒でも、5分、10分と続けることで「幸せホルモン」と呼ばれるエンドルフィンが分泌され、明るい気持ちになることが期待できます。
家から出てコンビニでコーヒーを買いに行くことからはじめてみてくださいね。

ただし、高すぎる運動目標は継続出来ないと自己肯定感を下げてしまいかねません。あくまで「だるい」「面倒くさい」と感じてしまう日でもこなせる程度のレベルから始めるのです。

自己肯定感は気がつけば自然と身に付くもの

5つの行動を紹介しました。繰り返しになりますが、自己肯定感を高めたくても、悲しい時や落ち込んでいるときに無理は禁物です。
ひどくネガティブに感じているときに無理やり笑顔を作ったり、「大丈夫」と言ってしまうと
現状の自分に嫌悪感がどんどん膨らみもっと自己嫌悪してしまいます。

落ち込んでいる時はそんな自分を受け入れて、しっかり眠るなどしてケアや、相談出来る友人に話を聞いてもらうなどしてくださいね。

もし、仕事やこれからのキャリアで悩んで暗い気持ちになってしまって、
家族や友人にも相談できないという時は、親身になってくれて、かつたくさんのキャリアカウンセリングの経験のある
専門のキャリアアドバイザーに相談してみることも解決に導きますよ。

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ポジティブシンキングも自己肯定感を高めていくことが出来ますので、
ほんの少しのコツを取り入れてみてくださいね。