プラチナ資格は転職に不要?
すっかり春になりましたが、自粛でお花見も出来ないのは残念ですよね。
反対に、緊急事態宣言が解除され、再び満員電車に乗らなくてはいけなくなった…という悲痛な声も散見します。
SNSを覗いてみれば、
「もう満員電車に乗って仕事に行きたくないな…」
「スーツを着て出社するより、好きなカフェで私服で作業したい」
「年功序列じゃなくて、自分があげた成果分、歩合制で給与を得たい!」
「在宅勤務が出来ない会社なんか辞めて、リモートで仕事が出来ればいいのに」
不満を感じない、やりがいのある仕事、待遇で納得出来る仕事を実現したい!と思うと転職を考えてしまうもの。
突然ですが、キャリアアップ転職、キャリアチェンジ転職を絶対に成功させたいと思ったら、何が必要だと思いますか?
・資格やスキルですか?
・とにかく何社もエントリーして場数を踏んで、対策を練ることですか?
・これまでのあなたの実績や勤続年数ですか?
・それとも、運動部や海外ボランティアを経験したことや、海外の留学経験のアピールですか?
どれも大切ですが、実は違います。結論から言えば、転職活動を成功させたいと思ったら、必要なものがあります。
それは、目指す職種や企業にマッチしているかどうかです。
なぜなら、いくら「絶対に簿記の資格を取って会計士になろう」
「30歳だけどこれから弁護士になる!」
「26歳だけど、これから医師免許を取って医者になる!」と
これから目指すには相当な努力と才能が求められる転職になってしまいますよね。
会計士、弁護士、医師はプラチナ資格と言われるくらい、合格率もかなり低いもの。
その限られた枠にアプローチするのではなく、自分自身にマッチした仕事を選んでキャリアアップすることが大切なんです。
自分の理想とする働き方を見つけるためには、「今の仕事以外にも可能性があるんじゃないか」と思いつつ、「マッチしているかどうか」を知る必要があります。
マッチする仕事ってどんなもの?どんな仕事がベスト?
マッチする仕事、と言えば
・楽しく作業出来て苦痛じゃないこと
・成果をあげることが楽しい
というものをイメージするかもしれません。
確かに、マッチする仕事は、水を得た魚のように何時間でも仕事出来て、仕事を愛しているという状態に近いです。
ですが、それだけではありません。
「もっと改善出来る場面があるのでは?」と問題個所を見つけたり、
「もっと生産性を上げるにはこんな施策を行う必要がある」というアプローチすることが出来る、ということ。
なぜなら、「やっていて楽しい!」「全力で仕事が出来る」という仕事はごくごく珍しいか、もしかしたら存在しないかもしれないのです。
ですが、仕事に向上心を感じられるものは探せば探すだけ見つかります。
それは人によっては価値を感じられなかったり、退屈な仕事かもしれません。
ですが、人の意見だけではなく、実際にトライしてみることで
意外な楽しさや続けられる目的を手に入れることが出来るかもしれません。
まずはマッチする仕事を見つけるためには
元から持っているイメージやギャップを無くすことから始めてみると良いかもしれませんね。
マッチする企業探しには第三者の目線がポイント
さて、そうは言っても
「自分にとって続けられる、マッチする企業選びなんて出来ない」
「もう何回も転職したけど…結局続けられないから、マッチする企業なんてないんだ」
こんな悩みを、もしかしたらあなたはすでに抱えているかもしれません。
人はつい集中してしまうと、物事の一面しか見れなくなってしまいますし、
メンタルが弱っていても物事が長期的に見ることが出来なくなりますよね。
そんな熱中したり、落ち込んで視野が狭くなっている状態だと、
◆人の話が聞けない
◆目の前のことしか見えなくなる
◆とっさのことに対応できない
という状況で、自分の気持ちにも素直になりにくいんです。
あなたも、何かに集中していると
話しかけられても気づかず内容が入ってこないという経験をしたことがないですか?
集中することそのものは良いですが、結果としてダメだと感じる一部分ばかり目についてしまったら、成長するということに希望が持てず、自分からチャンスを掴んだり、新しいことにトライすることが出来なくなってしまいます。
なので、自己分析を失敗させないためには自分以外の
「第三者(他人)の目線」を取り入れることが絶対にオススメです。
あなたにとっての「皆が出来て当然」、というスキルが当たり前じゃないことや、ネガティブに捉えていた短所をアピールポイントとして活用することも出来るのです。
客観的な目線を取り入れた自己分析は新しい自分を見つけるきっかけになりますし、興味があるけど自分には無理…とすぐに諦めてしまうことも避けられます。
また、逆に意識していなかった苦手な部分も発見出来て対策を立てることも出来ますよ!
特に転職や就職活動を考えている場合は選考対策の対応件数の多いキャリアアドバイザーに自己分析のサポートをしてもらうということも忘れないでくださいね。